舞踊団員の城所です。

明後日、いよいよ韓国に飛び立ちます。

初めての海外公演。

期待と不安と、、、いろんな感情が交差してます。

 

『葵の上』

大好きな作品です。

能の世界とのコラボ。倉知さんの演出。

3月の初演の時は、何もかもが初めての事で、戸惑う事ばかりでした。

いつもの事と言えばそれまでですが(^_^;)、もうとにかく必死！！

能の言葉1つわからず、

これはなんという意味でしょう？？('_'?)

謡を聞いても、これって同じ日本語？？(?_?)と、そんな次元からの始まり(^_^;)。

当初、こんな状態でいったいどーなるのかと、私達群舞メンバーは暗雲たちこめ真っ暗闇(´д｀|||)。

ただ、出演者の方々は本当に素晴らしい方達ばかりで、リハーサルをしていても、私、本当にここにいていいのだろうか？と毎回思うほどでした。

そして、先生の六条の御息所は息を飲む素晴らしさです。

私、リハーサルでも何度か、この踊ってる人は先生だよね？と真剣に思ってしまうほど、目の前に六条の御息所が本当に舞っているかのような錯覚に陥ります。

ものすごい緊迫感、情念、狂気の美。その世界に引きずりこまれそうになるほどの強いエネルギーが渦を巻く。

凄い！！としか言えない。

自分が同じ作品に出ている事を忘れそうになるくらい見入ってしまいます(笑)。

 

そんな素晴らしい作品に、再び参加出来る事への喜び。

しかも、今度は韓国で。

幸せです(*´∀｀)

感謝の心を忘れず、自分なりに全力で向かいたいと思います。

 

行ってきます！